その穂先、羽毛の如く

500年にわたり、空を飛び風をきる鷹の羽を竹に写す一族がいました

鷹の羽を 拾ひて待てば風集ふ

山口 誓子



奈良県高山に「茶せんの里」と呼ばれている場所があります。そこで「一子相伝」で始まり、絶えた後も家臣により脈々と伝えられてきた「伝統的工芸品」、茶筅。


「鷹の風切羽のしなやかさを竹に写してみました。」

時の帝に "高穂" と銘名された茶筅はこうして誕生しました。

茶筅 詳細

分類

数穂/ Kazuho

  • 価格¥2,100» 買い物かごに入れる
  • 素材原料:淡竹
  • サイズ(1個)最大幅 6 cm×高さ 11.7 cm
  • 重量約13 g
  • 生産地奈良県高山製

八拾本立/ 80pondate

  • 価格¥2,350» 買い物かごに入れる
  • 素材原料:淡竹
  • サイズ(1個)最大幅 6 cm×高さ 11.7 cm
  • 重量約13 g
  • 生産地奈良県高山製

百本立/ 100pondate

  • 価格¥2,500» 買い物かごに入れる
  • 素材原料:淡竹
  • サイズ(1個)最大幅 6 cm×高さ 11.7 cm
  • 贈答用紙箱サイズ 縦 12 cm×横 6.5 cm×高さ 6.5 cm
  • 重量約13 g
  • 生産地奈良県高山製

設え

抹茶を点(た)てるー、その所作があんまりきれいで嬉しくて、そして心が落ち着くのは何故なんだろう。

素材は淡竹(はちく)という竹を使用。それは昔から変わらない。1本の竹をまず16等分に、その1片からさらに10本づつ削いでいく。久保良斎工房へ見学に行った時の様子は こちら。

今日はお抹茶にしよう!と意識すると、菓子選びから季節が映される。いつものお茶時間がなんだか華やぎます。
干菓子は亀廣保製、菓子器はShimoo Design「Thin」。

一度、使用すると穂先はこの画像のように開きます。茶筅は消耗品、穂先が10%ほど折れてきたら変え時です。
(抹茶と一緒にお客様の口の中に入ってまいりますので、ここは惜しまずに!)

「数穂」は穂の数が70本前後、80本立ては80本前後と、茶筅は穂数によりお選びいただきます。それぞれ薄茶で用いられる時は穂の数が多いほど泡立ちがキメ細やかなお茶が点てられます。

通常は右のプラスティックケースでのお納めです。→
ご希望で↑写真の「伝統工芸士 久保良斎」と記された紙箱へも変更できます。(無料)。贈りものとしてのお包みも承っております。

プラスティックケースの方が風通しがよく茶筅の持ちがいい、とのこと。久保良斎氏の手がける茶筅にはすべて「経済産業大臣指定伝統的工芸品」の印が添えられます。それは確固たる技術に基づく日本産の証。(久保良斎さんの茶筅は虎屋菓寮でも使用されています。)

この茶筅の作り手

久保良斎(Kubo Ryosai)

茶筅は、室町時代中期、茶の湯の祖村田珠光の依頼により奈良県高山の里で作られたのがはじまりと言われています。

「一子相伝」の技が里へ広まり、それ以来脈々とこの地で茶筅作りは受け継がれてきました。

今も高山で、久保良斎(現在二十五代目)がこの美しい日本の道具を作り続けています。

茶筅は茶道の各流派・用途で穂数・穂の形・竹の種類・竹の長さが変わります。良斎工房ではそれぞれに対応されています、ご入用のお客様はメールにてお問い合わせください。Kotohogi屋ではご自宅で抹茶を楽しむ際、一番使用頻度の高い一般的な茶筅をお届け致します。

仕上げを待つ。
削がれた竹皮は1本1本交互に糸を通され編み上げられていきます。茶筅は根元を糸で固定することによりさらに強度が増します。

茶筅は弾力性が命、一番しなやかな外側の一枚皮を0.03mmに削いでいきます。当代が「竹は1本1本硬さが異なるから、手作業でしか出来ない。また、穂先が途中で折れると使い物にならないから集中力がいる。」工程のすべてに職人の技が凝縮されています。

この工房は500年にわたり竹に携わるプロ中のプロ。コトホギ屋では茶筅以外にも、ここの手がける佳きお品をご紹介してまいります。お楽しみにしていてください!