かへりみぬシヤンゼリゼエのうづだかき 並木の持てる葡萄色の秋

与謝野 晶子

この歌は今から100年ほど前(明治45年)、夫を追いかけ渡仏した際の巴里滞在中の言葉です。
洋行中の晶子女史はお着物だったのでしょうか、気になるところです!
「たずねたずね、もとめもとむ」 万物が熟し深みます頃
空の色も風の匂いも様変わりする前にとっておきの足元で佳き場所へ。


お品詳細

分類

紫苑Shion

  • 価格¥45,000» 買い物かごに入れる
  • サイズS寸(21〜22.0cm)
    ML寸(23.0〜23.5cm)選択
  • ご予約期間2014年9月16日17:00〆きり
  • お届けは2014年11月初旬を予定しております。
  • 産地東京

翠峰Suihou

  • 価格¥45,000» 買い物かごに入れる
  • サイズS寸(21〜22.5cm)
    ML寸(23.0〜23.5cm)選択
  • ご予約期間2014年9月16日17:00〆きり
  • お届けは2014年11月初旬を予定しております。
  • 産地東京

秋の色合わせ

秋は今年の色、緑、茶、ベージュに紫を加え、たわわに実る豊穣と繁栄の秋の味覚、『葡萄の園』をイメージしてリボンを組み上げました。一見シンプルに見える草履ですが、側に組み上げた市松リボンを配した上品な個性派草履です。 秋からは喜びの席など少し格を上げた装いも増える季節。 そんなハレの場面にも活躍出来る草履、秋のお出掛けのお供にぜひ足元を飾って欲しい草履を作りました。 葡萄のように、皆様のご縁が足元からたわわに実り、広がっていきますように。

コダワリどころ

他では見ないエレガントな鼻緒は、サテンリボンをタック加工し、シンプルながらも存在感あるものに仕上げてあります。葡萄の実の紫色と、葡萄の葉をイメージした緑色、お好きな方をお選びください ^^
天は薄淡い葡萄色の紫を、つや消しエナメルで上品な雰囲気を求めました。すこし冷んやりとした時季のお出かけにふさわしいお草履です。

「ツボ」は鼻緒のリボンと同色でシックに、「受け(鼻緒の裏側部分)」も落ち着いた紫と緑を組み合わせ、足当たりの良いように別珍を使用した少し太めの鼻緒です。鼻緒の挿げ具合で足のフィット感は全く違いますので、ご注文の際にはぜひ足のサイズや足の甲が高い等をお聞かせください。

「側」は市松リボンをそのまま味わって頂けるように、今回はラミネート加工を施しておりません。リボン自体が強度のあるサテンリボンを使用しております。普通に履いて頂く分には一般的に出回っているベルベットなどの生地貼りよりも強いと草履職人さんからもお墨付きを頂いております。普通のお草履と同じく雨の日は避け、ハレの日にご使用ください。(しっかりと防水防汚の為の加工はしてあります◎)

台のカタチはすっきり小判型、春の小判型草履より細身で軽やかに華奢に見せてくれます。高さはつま先部が約4cm、かかと部は約6cm。高低差は殆どありませんので、細身で身長を高く見せる効果抜群ながらも履きやすい形です。 サイズは、S寸は21〜22.5cm。ML寸は(23.0〜24.0cm)からお選び頂けます。

リボンとリボンの交差から生まれる市松の色目に一年の楽しみを込めています。秋のコンセプトに合わせた色で組んだ「鼻緒留め」を添えてお届け致します。

お届けは

9月16日〆きり分でのお届けは11月初旬。箱を開けなくても中身がわかるような履物箱に月宵をイメージしたお包みでお届け致します。色へこめた気持ち、素材への想い、それを丁寧な仕事で応え仕上げた職人の誇りがつまった一箱です。贈り物のお客様へは和紙でのお包みの上から紐をかけ、メッセージもお預かりできます。
(こちらのお品は送料無料です。)

草履の作り手とお披露目会のこと

鳴海 彩詠(なるみ さえ)

着物スタイリスト、着付師、インテリアコーディネーター、保土ヶ谷キャンドルナイトメインリーダー。
茶の湯が盛んな岐阜生まれ。

着物が日常着だった祖母の影響で、美味しい和菓子とお抹茶、着物に魅了されて、着物の着付をベースとし日常に使える和の事を伝える「和の寺子屋*榮堂」を運営。

著書「着物に合わせる洋小物(2010年)」「はじめて着物を着る人のための41のステップ(2013年)」いずれも河出書房新社。

NHK「美の壺」ゆかた(2010年)、華族の邸宅(2012年)では解説、スタイリング、着付で参加。

この市松リボンが特徴的な草履は、元々「市松リボン帯留」から始まりました。(付属の「鼻緒止め」もこの帯留めから派生して生まれています。)
「柔らかく、帯に添う、帯締めの結び目のような帯留が欲しい」と思っていたところ、リボン作家・大島智子(おおしまさとこ)さんとのコラボレーションで大島さん独自の組み方で両面リバーシブルの「市松リボン帯留」が誕生しました。

襲の色目を元に組んだものから始まり、イベントのテーマにあわせた色目と市松リボンの世界は年々拡大し、2010年からはその年の吉を運ぶ色と恵方を呼びこむ色を合わせ、一年の福を呼び足元を固める意味を込めて、その年に合った「市松リボン帯留」と「市松リボン草履」を年に一度発表してきました。2014年は春夏秋冬で展開していきたいと思います。

2014年、この「季節が待ち遠しくなる草履」は3ヶ月に1度開催される展示会「落雁と季節の会」で新作がお披露目となり、実際にお手にとってご覧いただけます。この会は西荻窪にある有形登録文化財一欅庵(いっきょあん)で陶芸家・硝子作家・つまみ細工作家他、様々なアーティストが新作を発表し販売する場となります。コトホギ屋の商品も多数ご覧いただけます。ご興味惹きましたら是非遊びにいらしてください。(入場無料)

「落雁と季節の会」ではその冠にあるように季節の落雁をオリジナル型で作るワークショップも開催しております。(WSはご予約制)詳細はこちらでお確かめください。2月に開催された 春の動画 ではその和やかな雰囲気が伺えます。